ホワイトムスク(MUSSHIO BIANCO)
エトルリア人の神話の中で語り継がれている官能性を感じられる香り
古代イタリア半島中部の先住民族、エトルリア人の神話の中で語り継がれているある女帝が好んだ香りを表現しました。
エトルリア人は、古代ローマ帝国が始まる前に、今のトスカーナを中心としたイタリアに住んでいた人々です。
紀元前750~500年には、南は現在ナポリがあるカンパニア州にまで、北はポー川辺りまで勢力を拡大しましたがローマ帝国の支配下に入ってしまいました。
エトルリア人は、他の古代文明に比べて、女性の権力が強かったと言われています。
今回、テーマとしたその女帝はその権威を維持するために贅沢品で身を飾り、
子孫繁栄のためにセンシュアルな香料を身にまとっていたといいます。
優雅なローズとジャスミンの花びらが溶け込んだホワイトムスクが、まるでベルベットのような柔らかい感触を引き出します。
エトルリアの官能性を絵のように感じられ、パウダリーで女性らしい香りがするものの、
さっぱりしていて使用しやすい清涼感のある香りです。